母との関係に悩んだ過去・・・探していた愛はご飯の中にありました!
夏休みも始まって1週間が過ぎました~
なんとかブログもサボらず日々の中に組み込めてほっとしている 母、かなこです。
昨年の夏休みは毎日バタバタと過ぎてしまい気が付けば1か月更新が止まっていました(T-T)
今年はあいりが宿題も自分から計画的に頑張ってくれているしお手伝いもゆめりの相手も積極的にしてくれるうえに・・・
「お母さん、ブログ書いて来ていいよー」とブログタイムをくれるので(笑)
なんとかPCに向かう時間を確保出来ていますo(≧▽≦)o
さてさて昨日はあいりの個人面談、この日は毎年恒例で年に一度、実家の母と弟が孫守りをしにやってきます!
個人面談の日は年に一度の孫預かりデー
我が家と実家は同じ県内で車で1時間程の距離なのですが電車だとやや不便な乗り継ぎ実母は車に乗れず60歳を超えた実父もまだ現役で仕事をしていて時間が無いため会うのは年に1~2度。
今年のお正月は実母が体調崩し挨拶には行かなかったのですが春先に渡し忘れたお年玉を持ってやってきたので今回は今年2回目の訪問になります。
小学校の個人面談は子供を連れて行っても大丈夫なのですが20分という短い時間出来れば先生とゆっくり話をしたいなと思っているので実母の1時間ほどのお守りをお願いしています。
わざわざ行き帰りの時間も合わせて1時間弱の時間の為に来てもらうのは申し訳ないのですが「いいよー、行くよー」と言ってくれるので甘えさせてもらています。
母と私の親子関係、母はいつも忙しい人
実母は私が幼い頃から働いていました。
仕事の帰りは私が寝てからだったので幼稚園ぐらいの時には朝起きて登園の時間までが実母と会う唯一の時間でした。
一緒に住んでいた祖母と折り合いがあまり良くなく家にいるのが嫌だったのかと今思うと感じます(実の親子なんですがね(^^;)
子供の頃、母は私に取ってはいつもいない人だったんです。
子供ながらにいつも心にどこか欠乏感と誰にも頼れない不安感があったなと思います。母も罪悪感があったのかあまり積極的接する事もなく叱られた事もありませんでした。
思春期になって私も反発していた事もあり自分の事は自分でなんとかすると決めて親に頼る事がなくなったので心の距離は離れて行ったのを感じていました。
ある程度の年齢になった時、自分は育児放棄をされていたのではと悩んだこともありました。実際そういう部分もあったのかもしれません。
でも母親になった今はきっと私は第一子で大変だったんだろう、しかも母は自分の親との関係もあまり良くなかったので子育ての仕方がわからない上、今のように情報が乏しい中手探りで一生懸命頑張ってくれていたんだろうなと思います。
今思うと母なりに私との距離を埋めようと努力してくれていた出来事を思い出すのですが まだまだ子供だったので欲しい物を与えられていないと何もしてくれない母親という認識になっていたんだと思います。
当時は母娘関連の本なんて無かったのですが今だったらこういう本も増えたのでもっと認識が変わっていたのかな
孫守りデーは母に「もういいんだよ、ありがとう」と言える日
独身時代はあまり実母と向き合う事も頼る事もなかったのですが娘達が生まれ実母に少しずつ頼れるようになって遠慮がちな実母の気持ちも感じられるようになってきた気がします。
数少ない孫と会う日はたくさんのプレゼントを持参してくれ可愛がってくれます。私とは過ごせなかった時間を孫と一緒にもう一度やり直しているのかなと感じる事もあります。
何か言うと気にしてしまう実母なので出来る気にならないようにさりげなく、そして一つ一つ丁寧に「ありがとう」と言うようにしています。心の中では「もう罪悪感を感じなくていいよ」と呟きながら・・・。
実母のご飯は元気が出る茶色いご飯!
個人面談が終わり家に到着するとなんだかいい匂い~
「先生と話をすると疲れるでしょ 簡単にだけど夕飯作っておいた」と言われました。全然気が付かなかったのですが材料を買いこんで1時間弱の間に用意をしていてくれたようです。
一生懸命作ってくれたのでしょう、汗かきの実母はクーラーの中なのに汗だくになっていました。。。
そして一通りの支度を終えるとバタバタと帰っていきました。
炊き込みごはんと豚汁ときんぴら
遅くまで働いていた実母はお惣菜やファーストフードを買って帰る事が多く、あまり夕飯の支度をする事がなかったのですが料理はとても上手でした。
誕生日に作ってくれるご馳走や行事の時のお弁当はいつも可愛らしくて美味しかったので楽しみで仕方なかったです。
私が娘達が生まれてイベントやお弁当を一生懸命作れるのは実母が作ってくれたご飯が嬉しかったり美味しかったりした記憶が原動力になっているのだなと思います。
久しぶりに食べた実母のご飯は懐かしくなる茶色ばかりのご飯で美味しい味はそのままでした。2人娘も大喜びで何度も何度もおかわりを繰り返していました。
「本当にババの作ったご飯は美味しいねー!」
「おいしいー」
一緒に住んでいた時は気が付かなったけど美味しいご飯を当たり前に食べさせてもらっていました。実母との距離はあったのかもしれませんがそれは随分愛情のこもったご飯だったと思います。
私も2人娘に愛情を感じてもらえるようなご飯を作っていけたらいいな。
子供の頃には無いと思っていた実母の愛情はいつもきちんとご飯の中にありました。