読み聞かせって楽しいよ!『絵本の妖精』(1)
今日はふと思い立って過去記事です。
まだゆめりが産まれる前に子育て支援施設で絵本の読み聞かせのボランティアをしていました。
その時に遊びに来てくれるお母さん達から
「絵本の読み聞かせってどうやるの?」「ウチのこは聞いてくれない」って質問が多かったんです。
その時にお父さん、お母さん向けの読み聞かせ用絵本があったらいいなーと思って考えたお話が↓↓↓になります。
ちょっと長くて4部作ぐらいになるかもしれませんが、楽しんで頂けたらなと思います(*^^*)
絵本を読むって難しくないよ
以下過去記事より・・・。
一昨年ぐらいからちょびちょび・・やっていた読み聞かせ。
終わったあと聞かれることが一つある。
「どうやって読んだらいいかわからない」
いやいや・・
字が読めて声が出せれば誰でもできるよ!と思うんだけど、きっとそういうことじゃないんだよね。
言いたいこともなんとなくワカル。
それに対して伝えたいこともアル。
でも説明とかすごく苦手で、しかも面倒くさがりで、どうしたら言いたいことがストレートに伝わるか数ヶ月考えて思ったこと!
ママ&パパ用の読み聞かせ絵本を作ろう!!!
読み聞かせの手引き書とか専門家の絵本紹介本とか色々あるけど「絵本どうやって読んだら・・」って人にはきっとハードルが高いんだなーと思ったわけです。。。
私もいつも専門書は飛ばし読みだし(笑)
だったら読みやすい絵本にすればいいじゃない!
・・とお話を考えてみました。
そんなワケで私なりの読み聞かせの解釈や思いをお話にしてみました(*^^*)
専門家やたくさん勉強してる方経験のある方が読んだら「違うだろー(怒)」と怒られるかもしれませんが・・・
物語を書くのも初めてなので
まぁ、まぁ、まぁ・・と笑って許してください(^^;
それぐらい軽いカンジでよろしくお願いします(笑)
絵本には読み聞かせが大好きな妖精がいるのです
『絵本の妖精』
お月様がふんわり明るい夜、やっと眠ってくれた、たっくんを見て、たっくんママはふふっと微笑むと今日のことを思い出して、はぁーっと深いため息をつきました。
今日は仲良しのゆりちゃんのお家で遊んでいました。ゆりちゃんは、ちょっとオシャマで絵本が大好きな女の子。
今日もゆりちゃんママに「絵本を読んで」とお願いしてお膝で絵本を読んで貰ってます。
ゆりちゃんママは読み聞かせがとっても上手で読み始めるとゆりちゃんはニッコリ笑って楽しそう
それに比べて、たっくんは絵本を読んでいてもガジガジかじったりページをどんどんめくってしまう
しまいには飽きて他の遊びをしてしまいます 。
「同じ2歳なのに、どうしてゆりちゃんとたっくんは、こんなに違うのかしら」
「やっぱり、ゆりちゃんママのように上手に読めないから?それとも小さい頃から読み聞かせをしていなかったからかしら?」
また、ふーっとため息をつくと窓の方から「それは違うよ!」と声が聞こえました。
驚いて窓辺を見ると小さな蛍のような光がぼんやり光っています。
その光はふわふわとたっくんママ方へ近づいてきます。
たっくんママの目の前までくると、その光は手の平に乗るぐらいの小さな小さな男の子でした。
「僕は絵本の妖精。絵本の読み聞かせが大好きなんだ!」
たっくんママが目をパチパチさせていると
「ねぇ、さっき読み聞かせは上手に読まなきゃダメとか小さなうちから読まなきゃダメとか言ってたでしょう?」
妖精はちょっとムッとしながら、そして悲しそうな声で言いました。
突然の質問にたっくんママは更に驚き首をコクコク振るのが精一杯
「それは違うよ!そういうふうに思っているママ達が多くて僕はとっても悲しいんだよ!」
妖精は淋しそうに言うと、たっくんママの鼻先までふわふわ飛びました。
読み聞かせって、どうしたらいいの?と思っているママさん達に拙い文章ですがプレゼントになればいいと思って書きました。
楽しんでくれたら、そして読み聞かせって楽しい!と思ってくれたら嬉しいな~