絵本『だいじょうぶだよモリス』魔法の言葉でコワいもイヤだも飛んでいく~
我が家の娘達は
本とテレビが大好き♪
私はどちらかというと
本の方が好きな母、かなこです。
平日は早寝ですが
土曜日はテレビを見て夜更かしする事もあります^^
先日ゆめりと一緒に
「世界一うけたい授業」を見ていた時に
『だいじょうぶだよ モリス』が紹介されていました!
ゆめりは紹介VTRに興味津々
あの子供がすんなり寝てくれる絵本
「おやすみロジャー」の作者カール=ヨハン・エリーンのが
描いた絵本なんですね(^^♪
VTRでは絵本の「魔法の言葉」を使うと
子供達の「怖い」と「嫌だ」が消えていき
苦手が克服できる!という内容
これを見ていたゆめりは
「ほしい! ほしい!」の
大絶叫でした"(-""-)"
↓以下、ちょっとネタバレありです↓
共感+想像力を掻き立てる言葉
大絶叫の次の日
オットさんとゆめりで絵本を買いに行きました!
テレビの戦略にまんまと乗っかっていますw
テレビでは紹介していなかった
他の場面も気になったので
母も読んでみました。
月曜日から始まり日曜日まで
色々と困難な事がモリスに起こりますが
その度、お姉さんやお母さん
保育園の先生が
モリスに困難を乗り越えるきっかけの言葉を
投げかけてくれます。
この絵本のテーマの
魔法の言葉です。
正体は子供にポジティブなイメージ付けを
させる言葉なんです。
その困難にポジティブなイメージを付ける為
物語を作っていく。
例えば転んで擦りむいて痛い時は
どんな色だと思う?
どんな音がすると思う?など
イメージを膨らませて書き換える
その事によって嫌な出来事を
良い出来事に変えていく。
とてもよく出来たお話だなと思いました。
ただ、日常生活の中で
子供に嫌な事が起こるたびに
お話を作っていく・・・って
ちょっと母には難しい"(-""-)"
そんな人の為に
アドバイス的なページも
かなりの量でありました。
なるほどーと思う
読み応えのある説明文でした。
そして、もう一つ「おぉ!」と思えたのが
モリスに困難が起こった時
魔法の言葉の前に
まずアドバイザーは共感するんです。
絶対に否定はしない。
これ、凄く大事だなと思いました。
どんなにいい言葉を掛けられても
自分の気持ちを否定されたら
聞きたくないですもんね(^^;
子育てに共感は大切なんだなと
改めて感じました。
この絵本、翻訳は
オリラジの中田敦彦さんなんですね。
買ってから知りましたw
中田さんも子供達に共感してもらう為
翻訳に工夫を凝らしたことが書いてありました。
さすがあっちゃん、カッコいい!w
最後まで読んでみて
モリスは少しずつ困難を乗り越えて
最後には自分が助ける立場まで成長できるようになります。
内容もわかりやすくて
段階も良い感じで進んでいくなと思うのですが
幼稚園児が読むには文字数が多く
1人では無理
これは大人が読んであげる前提の絵本だなと
思いました。
これ・・・絵本かな?と思うと
ちょっと違う気がします。
母はとてもわかり育児書の分類になるのではと
感じました。
ゆめり1人では、ちょっと難しい(^^;
でも一緒に読んで楽しく会話が出来そう
ちょっと苦手な事も
イメージを変えれば好きになれる
そんな子育てが出来る絵本かなと思う
母なのでした!