あいり、大きくなったね。母は応援しているよ!
あいりは体が小さいせいか、幼稚園の時からからかわれたり、精神的な部分が少し大人びていたので同い年のお友達と合わずにトラブルなんてことが多かったんです^^;
最初は入園1か月の時、園バスの中で「あかちゃん」と言われて幼稚園が行きたくなくなってしまい、手を焼きました。
あいりは年少さんで3歳になりたて、相手の子も4歳。
きっと年少さんが小さくて可愛いということを伝えたくても、あいりにとっては「あかちゃん」は「小さい」「幼い」というイメージだったんでしょう。
こういうちぐはぐなやり取りでトラブルなんてことが多く幼稚園の先生にもお世話になりました^^;
昨年も担任の先生や学童が合わずに学校へ行かなくなり、ほとほと困りましたが2年生になり急に活発になって元気に学校に行っています!
そんなあいりが困っていることがあると言い出しました。
図工が苦手なあいりの絵を見て「下手だね」と言ったり、髪や腕を引っ張て転ばせようとする女の子がいるという事。
ちょっと深刻だなと思ったのですが、一方的な話しか聞いていないので結論が出せず、あいりが話したいことを、その日は聞いて寝かせる事にしました。
次の日
また同じ子に嫌がらせを受け、もう学校へ行きたくないと言い出しました。
これは良くないと思ったので「先生に自分で話せる?」と聞くと「無理」の返事。
すぐに先生に内容を確認したかったのですが先生のご都合もあると思ったので連絡帳に困ったことがある事と電話で相談したいので都合のいい時間を教えて欲しい事を書いて伝えてもらう事にしました。
そしてまた次の日
あいりが元気に帰ってきました。
先生があいりに話を聞いてくれて、先生を交えて女の子と話をする時間を作ってくれたそうです。
そうすると女の子は以前にあいりに話しかけたのに無視されて嫌だったと言われたそうです。実際にはあいりは気が付いていなかっただけのようですが女の子は傷ついたのでしょうね。
嫌がらせをした事を謝ってくれたので仲直りが出来たそうです。
あいりから話を聞いてホッとした後、先生からも報告の電話を頂きお礼を言いました。
正直、4月の時は新任でしかも男の先生という事で、これくらいの女の子の感情がわかるのかなと不安もありましたが、担任の先生は若いながらも、子供たちの気持ちをとても理解しようと勤めてくれる先生でした。周囲には「優し過ぎる」と言われる事もあるようですが、私とあいりはとても信頼していますし、あいりが積極的になったのも先生のご指導で自信が持てるようになったからだと思っています。
ホッとして落ち着いたのもつかの間。
また同じ女の子が学校でからかってくると、あいりが言い出しました。
この女の子、きっとあいりが嫌いではないのだと思うのですが最近の子はコミュニケーションの取り方がわからないのかなとがっかりしてしまいます。
また先生にお願いしてみるしかないのかしら・・と思っていると
「〇〇ちゃんは『こういう事は嫌』って、はっきり言わないとわからないのかな、明日はもっとはっきり言ってみるよ!」
私がポカンとしていると
「お母さんが思ってることは言わなきゃ伝わらないって言ったでしょ?
私、もう〇〇ちゃん怖くないし」
「そうだね、でもまた困ったら相談していいんだよ。明日応援してる^^」
頷いたあいりが本当に大きく見えました。
次の日元気に登校して行ったあいりがきちんと女の子と話をして謝ってくれたと帰ってきました。
「おかあさん やだよー」しか言わなかった子がたくましくなりました。
どんどん母の手が離れていくのが嬉しくもあり寂しくも感じます。
あとどれだけの時間、一緒にいられて甘えてくれるかわかりませんが母として出来る事を1つでも身につけさせてあげて限られた時間を大切に過ごしていきたいと思いました。
『日々邁進』。最近のあいりを見てると毎日一生懸命なのが伝わってきます^^
母はその姿に励まされます。頑張ろう!
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