「ゆず、香る」思い出
『馬路村 』『ゆず』というワードを見るはっとしてしまいます。
そこがたとえスーパーでも(笑)
もう2年ぐらい前ですが、ゆめりと同い年のお友だちがいる赤ちゃんママ友とのランチ会の時、待ち合わせまで少し時間があったので,お店をブラブラしていました。
そこで見つけたのがセール品で出ていた ほっと文庫。
ほっと文庫というのは、赤川次郎さん、あさのあつこさん、有川浩さん、桐生操さん、西加奈子さん、森見登美彦さんという錚々たるメンバーが書き下ろした約30ページの短編作品。
そしてその短編小説には作品に登場する「色」と「香り」を表現した入浴剤がセットになっています。
「あぁー、赤ちゃんがいると本なんてじっくり読めないし、お風呂もゆっくり入れないけど、少しでも息抜きするキッカケになればいいなー」と思い、ほっと文庫をいくつか買って、その日のメンバーにプレゼントしました。
みんなに選んでもらい最後に残った「ゆず,香る」をもらって帰りました。柑橘系の香りが好きなので楽しみにしていましたが,赤ちゃんがいる時は入浴剤は控えなきゃだし、オットさんが休みの時に1人お風呂を満喫させてもらおうと先に短編集を読み始めました。
サラサラっと読めるのに・・・
30Pとは思えない読み応えに驚きました。
もう授乳中で寝不足な母の心に沁みわたる、柚子のような酸味の効いた爽やかさが絶妙な恋愛のお話で本当に久々にキュンキュンしたのを憶えています。
お話の中には馬路村の柚子が効果使われていて、お風呂に入った時にはまた、お話を思い出して爽やかな気分になれました。
先に小説を読んでいてよかったと思います^^
それ以来、スーパーだろうとネットだろうと『柚子』と『馬路村』というワードを見ると無条件でキュンキュン出来るようになりました(笑)
非売品の短編集なので揃えたいと思っていたのですが、ほっと文庫は既存の6作品だけでもう発売されてないようですね。残念です。
ちなみに有川浩さんが女性だという事を、この作品で初めて知りました^^;
もっと時間が出来たら他の作品も読んでみたいです♪
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