在宅ワーママのストレス発散♪ぷちご褒美カタログ♫

在宅でナレーターの仕事をしているママが子育てに在宅ワークにと・・・慌ただしい日々を送っています。日々葛藤もありますが自分の好きな仕事をしながら楽しく子育て!そんな毎日を綴っています。

イジメよりモラハラを根絶させるのが先じゃないかな

この間図書館でふと目についたモラハラの本

 

家庭モラル・ハラスメント (講談社+α新書)

 

なんとなく気になって読んでみましたが壮絶でした・・・

 

◇モラハラの実態と特徴

この本を読むまでモラハラをいう言葉は知っていましたが「威圧的な態度を取るってこと?」ぐらいの認識しかありませんでした。

でも読んでみて一緒に暮らす家族がどうして、こんなに冷たく出来るのか傷つけるような事をしてくるのか意味がわかりません。

そして家庭内モラハラは閉鎖的な場所で起きていて被害者は逃げ場がなく相手が死ぬまで苦しみに終わりがないのです。

 

食事を何種類作っても「こんなもの俺に食べさせるのか」と相手を罵る

妊娠中につわりで動けないと「体が動かなくなるならおろせ」と怒鳴る

気に入らないと理由も言わず何か月も無視、そして突然キレる

自分は何着もコートを持っているけど相手は「体は1つだから」と1着しか持たない,服を買うと「それ新しく買ったのか?」いちいち威圧的に聞いてくる

生活費、子供の教育費を出さない

相手を思いやれない(配偶者だけでなく子供も含む)

平気ですぐわかる嘘をつく、嘘だと思っていない・・などなど

 

家族って互いに尊重して助け合うものというが常識としてワタシの中にあったので自分の常識の狭さに恥ずかしくなりました。

世の中には自分の常識が通らないことが、まだまだたくさんあるんですよね。

そして家庭内モラハラの被害の過半数は女性だと思うのですが同じ女性が、こんなにひどい目あってる事が悲しくもなりました。

 

実はもしかして我が家もモラハラなのかな・・・

また、ワタシの実家もそうだったのかな・・と確かめたい気持ちが少しはあったのです。

 

でも全然違いまいました。

 

人格を否定して心を潰すモラルハラスメントの怖さ 、DVとは違い体に傷がないので周りにSOSを出すきっかけがなかなか無い事、そしてモラハラ加害者は性格や性質ではく精神病なんだとこの本を読んで知りました。

オットさん疑ってゴメンよ(T-T)

 

◇モラハラの連鎖・イジメへの繋がり 

この本を書かれた作者の方の実家は機能不全の家庭。

お父さんはお酒を飲んで暴れお金をお酒につぎ込んでしまう、お母さんはその鬱憤を子供たちに当ります。

「生まれてこなければよかった」

「アンタさえいなければ離婚できるのに」

こんな言葉を浴びせられて育った子供は人格が壊れてしまいます。

 

心が壊れてしまった子供達は自分より目立つ優遇されている子供を嫉妬し

自分の親がやっているように相手を壊していく

それがイジメなんだと実感しました。

 

川崎で中学生がイジメで殺される悲しい事件がありました。

ネットの投稿の中に

「親に虐待されてたってあったけど虐待されていたからって人を殺していいわけないじゃない」という書き込みがありました。

ワタシもその書き込みを見て、その時はそうだと思いました。

でもすでに親に心が殺されている子供に善悪の判断がまともにつくでしょうか

 

◇モラハラ被害をもっと広める必要性

ワタシはイジメを正当化したいわけではありません。

イジメはやってはいけない事、悪い事、絶対してはいけない。

でもイジメを無くすにはまずは家庭内のモラハラを根絶しないとなくならないと思います。

タイムリーなのか人気ものまねタレントのモラハラが話題になっているようです。

「あの奥さんもトロいから 仕方ない」なんて言われているようですが、同じことを奥さんが旦那さんにしたら、もっと大騒ぎですよね。

日本はまだまだ男性に甘すぎると思います。

 

男だから女だからではなく悪いものは悪いと声をあげられる社会にならなきゃイジメはなくならない!と強く感じます。

 

モラハラの相談に来る人は医師・弁護士・教師・警察官などの妻が多いそうです。

このような職業の方にモラハラが多いのかと思ったらそうではなく、そういった方の配偶者は比較的モラハラの知識があるから自分は被害者でなないかという疑いが持てるそう、残念ながらワタシも含めまだまだモラハラの実態の認識が薄いから自分が被害者と気が付く事が出来ず「自分に非があるから」と間違った加害者から植えつけられ家庭内で苦しんでいるそうです。

モラハラの実態や被害をもっとテレビで報道して社会に認知して欲しいですね。

 

 

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