『Love letter 』 子供の頃大人の心を少しだけ感じた映画
はてなのお題で書いてみようと思います(*^^*)
今週のお題「ふつうに良かった映画」
ワタシが良かった・・・というか、映画の中から色々な感情を感じた映画が
岩井俊二監督の『Love letter 』
中学3年生の時にビデオを借りてきて見たのが初めてだったと思います。
それまでアニメ映画やジャッキー・チェン主演作、『バック・トウ・ザフューチャー」等面白くてわかりやすい映画ばかり見ていたワタシでしたが、CMで見たノスタルジックな小樽と神戸の風景の映像や
「拝啓、藤井樹様・・・」と語る中山美穂の雰囲気が印象に残っていて借りてきたのを憶えています。
あと当時の柏原崇が凄く好きだった事を今思い出しました(笑)
メチャメチャカッコよかったー
それまで見ていた映画は「痛快」とか「面白い」とか割とスッキリして納得すると言うのが映画を見た感想だったんですが、『Love letter 』 は中学生時代のW藤井樹の甘酸っぱい、もどかしいやり取りとか、大人が抱く亡くなった恋人を忘れられない、また好きな人が辛いのに何もしてあげられないジレンマ
今まで味わった事のない感情を一気に知って、そして疑似的に味わったなと思いました。
映画のラストは博子も樹も現実的には(中山美穂W主演)何も変わってないんです。
でも、なんとなく前に進めているのを感じました。
スッキリしないの。でもモヤモヤでいい。全てに明確な答えを出さなくていいんだって、15歳のワタシはこの映画に教えてもらったと思ってます。
見た後、とても爽やかな気持ちになりました。
この映画以上に晴れやかな気持ちにしてくれる映画にまだ出会っていません。
久しぶりに『Love letter 』をまた見たくなりました(*^^*)
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