彼女が教えてくれること
ワタシの実家は両親が共働きで忙しかったせいか・・
今の共働きのご家族とは違う情緒的な事は無視した子育てだからね・・・^^;
それとも両親の性格のせいなのか、わかりませんが合理的な事がよしというのが家族の暗黙の了解でした
それなので実家にいる時は食事を取る時間はバラバラ。違うものを食べるのは当たり前
父は毎日午前様だから夕飯待ってられないしね
結婚してオットさんが「同じ物を一緒に食べたい」と言ってもまったく理解が出来ず・・・
好きな物食べればいいのにと思っていました
ゆめりが生まれて2歳になり拙いながらも言葉も多く出てきました
「何か食べたい?」と聞くと
「つるつるたべたい おかあしゃんも いっしょのたべよう?」と言うようになりました
えぇー、ワタシはご飯が食べたかったな~と思いつつ同じ麺類を食べていると
「おいしいねー つるつるおいしいねー」と何度もニコニコしながら話しかけてきます
こんなやり取りを続けていくうちに
あぁ、一緒に同じ物を食べて美味しいって思えるのって凄く幸せなんだなって感じられるようになりました^^
「可愛い」という言葉も女の子だからか多様するようになり
「おかあしゃん かわいいねー^^」とむぎゅーっとしながら言ってくれます。
そんな姿が可愛くて「ゆめりも可愛いよー」とむぎゅーっとすると急にしかめっ面になり
「ちがう! おかあしゃんが かわいいのー」と怒り出します。
この反応にしばらく疑問を感じていました。ふと思い出しました。
割とワタシは日ごろからオットさんに対して感謝したり「凄いねー」と感心する事が多いのですがオットさんはストイックな性格なのか
「そんなことはない」 「まだまだなんだよ」と返されてしまう事がほとんどです。
その度になんだか淋しい、残念な気持ちになっていたんですね。
でもゆめりの可愛いね。もワタシはまず「ありがとう」って受け取ってなかったなと気が付きました。
日本人って謙遜が美徳って考えが強いから褒められたら褒め返さなきゃって無意識にインプットされてるのかもしれませんが、まずは相手の好意を受け取って感謝するのが大事なんだとゆめりに教えてもらいました。
「ありがとう、母さん嬉しい」と返事するとゆめりはぷくぷくのほっぺをスリスリしてくれます^^
2歳。可愛い盛りです。食べちゃいたい(笑)
あいりもゆめりも未熟なワタシにたくさの大事なことを教えてくれます。
娘たちのお陰で心が豊かになれるなと思うのでした。